最近よく聞くようになった「アウターカーボン」と「インナーカーボン」。カタログにインナーカーボンと書かれているラケットもありますが、大抵のラケットには書いてない場合が多いです。アウターカーボンに至ってはほぼ表記がないです。それなのに「今の時代、インナーカーボンだ!」などと言われてもわからない方も多いのでは?そこで今回はそれぞれの特徴・代表的なラケットの紹介を含め、書きたいと思います! そもそもどこが違うの? アウターカーボン (ティモボルALC) インナーカーボン (インナーフォースレイヤーALC) 左がアウター、右がインナーの写真です。その名の通りアウターは中心の板からより外側にカーボンが入っています。インナーカーボンはアウターに比べ内側にカーボンが入っているラケットのことを言います。実際、打球感ですがアウターカーボンは硬く飛びます!木材とは違う特殊素材なので球離れも木材よりもはやくスピードもかなり出ます。中~後陣からでも十分な飛距離がでるので打ち合いでも押し負けにくでしょう!しかし球離れが早い分、木材ラケットに比べると回転がかけにくく細かい技術もやりにくさは感じるかと思います。そこで登場したのがインナーカーボンです。カーボンの弾みを持ちながらも内側にカーボンを組み込むことで、アウターカーボンより木材のしなりや球もちの良さを引き出すことができます!プラボールにも相性はいいでしょう!ただ威力や飛距離でいうとアウターカーボンに軍配が上がります。 ヤサカのカーボンは基本的にインナー寄り デュラングル デュラングルスーパーインナー ヤサカのラケットの中にもアウター・インナーという表現はあるが、ヤサカの場合、ヤサカのカーボンラケットは「他メーカーのインナーの位置に配置されていることが多い。」という話をヤサカの社員の方に聞きました。デュラングルスーパーインナーというラケットはインナーよりさらに内側にカーボンを配置し、より木材らしさを重視したラケットです!弾みも十分です!カーボンのぶっ飛び感が好きな人はあまりカーボンらしさは感じられないと思います。 アウターカーボン紹介! バタフライ ティモボルALC 定価:オープン価格
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